岡山 清水白桃

平安時代には薬として重用されていた桃は、当時から岡山で育てられていたことが過去の 文献からもわかります。そんな岡山県の本格的な桃栽培の歴史は今から約150年前。明治時代に始まりました。

中国からもちこまれた、天津水蜜〈てんしんすいみつ〉・上海水蜜〈しゃんはいすいみつ〉 に始まり、これまでに 30 種類以上の桃が生まれてきました。その中でも、1932 年に生まれた「清水白桃」は“岡山の桃”としてポピュラーな品種です。

この清水白桃の一番の特徴はその「白さ」です。この白さは、岡山ならではの袋掛け栽培に よって生まれます。 ピンポン玉サイズの時に、一つ一つに丁寧に袋掛けを行うことで、直射日光に当たらなくな る桃は赤くならずに、透き通るような白さをもつなめらかな果実に育つのです。


直射日光から守るだけではなく、桃を傷つける様々なものからしっかりと守る。長い歴史の中で研究を重ね、伝統技術として守ってきた農家の方によって、清水白桃の生産は支えられています。


収穫も丁寧に手作業で行われています。

岡山が誇る「清水白桃」を丸ごと使った贅沢なドリンクを、ぜひご賞味ください。