山口地ビールが美味しい３つの理由

（１）水

ビールの美味しさを決めるのは「水」の美味しさ。「世界最高峰のビールを作りたい」という思いから出発した山口地ビールは、ビール醸造に適した天然水が採れる土地を探し、1997年に現在の鳴滝高原に「やまぐち鳴滝ブルワリー」を開設しました。ミネラルを含んだ天然水が、山口地ビールの美味しさの原点です。

（２）モルト

山口地ビールでは一粒一粒の大きさや品質にこだわり、厳選した大麦をドイツとチェコから輸入しています。決して粉砕済みのモルトは輸入せず、醸造直前にモルトを粉砕します。モルトは粉砕直後から劣化が始まるので、醸造当日にモルトを粉砕することにこだわっています。

（３）作りたて

山口地ビールは、出来立てを瓶詰めし、熱処理やろ過をせず、冷蔵でお客様の元へ発送します。「酵母が生きた味わい」を大切にしています。本来ならビール職人しか味わうことのできない繊細で独特なまろやかさを是非ご賞味ください。

山田錦ラガー　YAMADANISHIKI LAGER

米を主体としたビール部門で世界一。

エステリーかつフェノーリックなアロマとフレーバーが支配的で、ウィート由来のまろやかで芳醇な口当たりが楽しめます。完熟したリンゴのような強いアロマや軽い酸味が感じられ、クローブのようなアロマが全体を心地よく包み込みます。

ホップの苦みは全く感じられないため柔らかな甘味が引き立ち、杯を重ねるごとに個性的な味わいにはまってしまう、2杯3杯と飲み続けられるビールです。少しぬるめの14℃くらいで味わうと、フルーティーなアロマが開き特に楽しめます。

日本酒の香りは料理を引き立てる効果があるので、白身の魚のお刺身や寿司、野菜の素焼きなど、繊細な味わいのものとも合わせられます。ムール貝のワイン蒸しやエスカベッシュなど、塩味の強弱に関係なく、単調で特徴的な味わいをふくよかに表現します。

ペールエール　PALE ALE

日本金賞のペールエール。

ブリティシュエールイーストのほのかにモルティな香味を醸す個性を生かし、重すぎないボディ感でドリンカビリティの高いエールです。若ビールにホップを漬け込むドライホッピング製法で、えぐみのないさわやかなアロマを強調しました。

ホップ由来のフルーティかつフローラルな柑橘系アロマが支配的で、モルティーな香味、最後にフルーティな酵母由来のエステル香が低レベルに感じられます。モルト、アロマ、苦み、甘味等ビールとして全体のバランスに優れており、合わせる食べ物を選ばないビールです。

萩ゆずエール　HAGI YUZU ALE

日本銅賞のゆずエール。

日本唯一のゆずの自生地である山口県萩市のゆずで香り付けしたペールエールです。大量の皮を専用タンクにて短時間漬け込み、渋みやえぐみを極力抑え、ゆずのさわやかな香りのみを活かしました。若干感じるホップの苦みがビールの芯となり、飲みごたえと満足感を高めました。ゆずはビールの麦の味とも特に相性が良いため、フルーツエールの中でも格段の飲みやすさです。

ゆずの香りが非常に立っているので、さわやかな料理にも油の濃い料理にも、良いアクセントとなります。シーザーサラダやマリネなどは食材の風味を引き立て、フライドチキンやスペアリブのオーブン焼きなどは、さっぱりさせつつ食材にスパイシーさを加え、食事が進みます。

スタウト　STOUT

日本銀賞のスタウト。

乾いた焦げ臭とコーヒーのようなロースト香が支配的で、飲み始めに軽いカラメル香があり、後味に強くローストしたシャープな苦みが残ります。スタウトならではの泡持ちの良さも非常にハイレベルで、きれいにリンスされたグラスでは全く泡が切れません。モルトの濃いコクとほのかな甘みで濃厚な飲み口ですが、ドライスタウトよりのスムースなアフターテイストで、食中酒としてもおいしくいただけます。

12℃ほどの温度帯ではロースト香の奥にあるナッツのようなアロマが引き立ち、ほのかな甘みと合わさってよりまろやかさが高まり、うまみが長く感じられます。

焦げた風味と相性の良い濃い味付けの肉料理、ビーフシチューやタンドリーチキンなどによく合います。塩味のきいた生ハムやナッツなど赤ワインのように合わせても引き立てあいます。食後にゆっくりと味わうのにも最適で、チーズケーキやチョコレートなどデザートと合わせてコースを締めくくるのも最高です。

山口の麦　JAPONIA LAGER YAMAGUCHI

デザイン銀賞の山口の麦。

日本国内で品種改良により生まれたビール用大麦「サチホゴールデン」の山口県産のもののみを使用、麦芽エキス分が高い品種で、飲みごたえのある麦感が楽しめます。ホップは東北地方で栽培される国産品種「ＩＢＵＫＩ」のみを使用し、全量国産原料で仕込みました。ホップのアロマの主張が少なく、ラガーならではの麦の味わいをストレートに味わうビールです。

発酵度が高めでややドライなためホップの苦みがしっかり感じられ、ほのかに麦芽飴のような香りと、ほのかにＩＢＵＫＩの和柑橘のような香りが漂います。やや軟水よりの中硬水である山口・鳴滝の天然水との相性がよく、仕込み水がより山口の麦を引き立てます。ビールとしての主張は穏やかなため、いろんな料理に合わせやすいビールです。

料理全般によく合いますが、特に塩味の強いものや揚げ物との相性は抜群です。料理の香りを邪魔しないので、味わいがよりふくらみます。和食では焼き鳥や塩から揚げ、焼き魚など、洋食ではチーズのきいたミラノ風カツレツやハーブの香るアイスヴァインなどもおすすめです。

ヴァイツェン　 WEIZEN

日本銅賞のヴァイツェン。

エステリーかつフェノーリックなアロマとフレーバーが強く、小麦由来のまろやかで芳醇な口当たりが楽しめます。完熟したリンゴのような強いアロマや軽い酸味が感じられ、クローブのようなアロマが全体を心地よく包み込みます。ホップの苦みは全く感じられないため柔らかな甘味が引き立ち、杯を重ねるごとに個性的な味わいにはまってしまう、2杯3杯と飲み続けられるビールです。少しぬるめの14℃くらいで味わうと、フルーティーなアロマが開き特に楽しめます。

醤油など日本の調味料と同じ香り成分を含んでいるため、刺身や煮物など和食全般との相性は抜群です。料理の香りや味わいを引き立てます。ふくよかな味わいをより楽しむには、カマンベールチーズや白ソーセージなど淡白な味わいのものとも相性抜群です。